宗教における本来の「断食」は、数日間に渡り行われる比較的に時間が長いものとなります。
断食を開始しておよそ2日を過ぎたあたりから体の代謝に変化があり、脂肪から脂肪酸を作り出されるようになり、以降は脂肪酸をエネルギー源として身体は活動を行なうようになります。つまり脂肪が直接燃焼するようになるのです。
一方で「断食ダイエット」の場合は、そこまでの長期間に渡りダイエットをするのではなく、「1日断食」もしくは「1日のうち数食を抜く」といった程度の断食を連続して行ないます。
したがって、本来の断食のように「脂肪が直接燃焼」するまでには至らず、メカニズムとして考えれば、「食事制限」や「カロリー制限」に近いものがあるといえます。